(23)私道でも「公共の用に供する道路」であれば非課税に

「公共の用に供する道路」は非課税

 道路は通常、国道、県道、市町村道等のいわゆる公道ですので、固定資産税は非課税になっています。

 それに対して、私道は個人の方の所有土地ですので、固定資産税の課税対象になります。

 しかし、その私道が「公共の用に供する道路」であれば、非課税になります。

 では、「公共の用に供する道路」とは、どのような道路なのでしょうか。

「公共の用に供する道路」とは

 もちろん、公道は「公共の用に供する道路」ですが、ここでは公道以外の道路です。

 ①通り抜け私道

 通り抜け私道は、起終点が公道に接していること、幅員が1.8m以上であること、不特定多数の人に利用されていることが必要です。

 ②行止り私道、コの字型私道

 この私道は、2軒以上の家屋に利用されていること、幅員が4m以上であること、利用制限されずに不特定多数の人に利用されていることが必要です。

 ③いわゆるセットバック部分

 幅員4mに満たない公道に面している土地のセットバック部分で、一体となって道路の効用を果たしているものです。

 「通り抜け私道、行止り道路」 

 「コの字型道路、セットバック部分」

 以上の要件は市町村によって若干異なる場合がありますので、ご注意ください。

 「公共の用に供する道路」であるにもかかわらず、課税されていると思われる方は、市町村の固定資産税担当に相談されることをお薦めします。

 なお、③のセットバック部分の道路部分が分筆されていればOKですが、分筆されてない場合でも、地積測量図などの資料を添えて申請すれば、「公共の用に供する道路」として非課税を認めてもらえます。